ぶちこのブログ

犀の角のようにただ独り歩め

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行く春を・・・

5月5日が立夏だから、暦の上での春はもう残りわずか。
「春惜しむ」という心境。
実際にも、この頃急に暑くなって、切実なところ。
ホントに名残惜しい…

「行く春」といえば、
「近江」であります。

突如思い立って行ってみた。
瀬田の唐橋。

そしたら、
CIMG2675.jpg
塗装中でありました

せっかくなので大津方面を指して湖西を行く。
CIMG2697.jpg
私の中で琵琶湖といえばこのイメージ。

CIMG2678.jpg CIMG2705.jpg
芭蕉句碑。
次回は唐崎へ行こうと。

CIMG2689.jpg
黄沙の影響か、日差しはあるのに視界が悪く、向うのお山が…

CIMG2683.jpg CIMG2699.jpg
名残の桜、元気な若葉。

CIMG2709.jpg

CIMG2713.jpg
昔とはずいぶん違うんだろうけど、
それでも、昔の人もこの湖を見て思いを巡らせていたんだろうな、などと。

釣り人、ジョガー、グラウンドゴルファー、本を読む人、放心してる人。

しばしの間春を惜しんだのでありました。

ところで、なぜ近江かというと、

芭蕉の句、

行春を近江の人とおしみけり

この句は「去来抄」で取り上げられている。
ざっと現代語で紹介すると…

芭蕉:尚白(弟子の一人)が、「『近江』は『丹波』にも、『行春』は『行歳』にも言い換えられる(つまりユルい)のではないでしょうか?」と言ったのだが、お前はどう思う?

去来:そんなことはないと思います。晩春の琵琶湖は湖水も朧にけぶり、まさに春をおしむという風情です。実感としてそう思います。

芭蕉:まったくだ。昔の人もこの近江の春を愛すること、都の春にも決して引けはとらないほどだ。

去来:この句の語は変えようがありません。行く歳を近江で過されてもこれほどの感慨は湧かないでしょうし、行く春に丹波に居られたら、そもそもこんな心境にはならないでしょう。近江という風光が人の心を動かし、見事に成功した句だと言えましょう。

芭蕉:去来よ、お前は共に風雅を語るに足る者だ。

と、殊のほか喜ばれた(by 去来)


…「共に風雅を…」以下はわざわざ言わなくてもと思うのですが、
「湖水朦朧として春をおしむに便有るべし」という部分が印象的で、
ぜひとも一度見てこようと思った次第。

確かに何とも言えない風情でありました。


当時も黄沙降ってたんだろうか。

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俳句をよむ。笛を吹く。
第一句集『雲の峰』
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☆ブログ内の俳句に関しては著作権宣言しておきます。
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